2020-06

物流課題

サラリーマンドライバーの時代

トラックドライバーの賃金平均は年収500万円にも満たない。リスクと隣り合わせの仕事にも関わらず、割に合わないとの声が聞こえてきそうだが、ここを変えていかない限り、ドライバー不足の解消はまず難しいのではないかとも思う。  トラックの業界団体で...
Xの視点

雇用調整助成金で凌いで改革を断行すべき!!

新型コロナウィルスによって、運送業界も大きな影響を受けている。自粛要請によって、宅配やスーパーへの食品や生活雑貨の配送で特需があった一方で、イベント関連や自動車をはじめとした工業製品は落ち込み、大幅な荷量減に陥っている。こうした現状に、雇用...
Xの視点

儲ける会社とそうでない会社の違いとは

同じ運送会社なのに、かたや儲かっているのにもう一方は全く儲かっていない。現場ではこんな状況が当たり前のように起こっている。そこには、事業者の考え方が深く関わっている。運送会社はトラックを活用して仕事をこなすことを生業としている。トラックには...
Xの視点

「標準運賃」は健全な競争を阻害する!?

過去に標準的運賃の告示は完全にタイミングを逸したと書いた。標準運賃を国が告示するのは、今の自由競争主流の時代に、できないとの指摘も少なくなかった。平成30年の12月に貨物自動車運送事業法が改正されてもなお、標準運賃の告示は難しいと指摘する声...
物流課題

なかなか進まない「女性ドライバー」の活躍

ドライバー不足が叫ばれて久しい。若者の車離れや高齢化という課題に直面する業界にあって、いかにドライバー不足を解消するかは至難の技となっているのが実情だ。そのため、業界では、高齢者の活用とともに、女性ドライバーの活躍を課題解消の手段として掲げ...
Xの視点

倒産は決して人生の終わりではない

「コロナの影響も加わり、資金繰りが厳しく、経営が成り立たないかもしれない」。中には、こうした不安を抱えながら事業を続けている事業者がいるかもしれない。今は、民事再生法や自己破産という制度があり、倒産や破産ができやすい環境にある。昔は倒産イコ...
Xの視点

荷量減を乗り越える「ひと・もの・金・情報」の見直しと創意工夫

2月にコロナが騒がれ始めたが、直接の影響はほとんど受けなかった。この時、誰もがその後に起こることを予想は出来なかったであろう。3月に入り、日本でも感染者が出始めた。横浜のクルーズ船での感染拡大が連日のように報道され、さらに3月29日にタレン...